アメリカの1984年の興行収入1位の作品。ゴーストバスターズとは日本語で「幽霊退治人」という意味。
とてもコメディーでクスッと笑えるところがたくさんありました。単純な仕組みの笑いを求めるお方必見です。
登場キャラクター
主人公:ピーター・ヴェングマン博士【俳優:ビル・マーレ】
ゴーストバスターズのリーダー的存在。美人な女性を見たら、まずは口説くことを優先します。とてもコミカルな明るい性格の持ち主です。
レイモンド・スタンツ博士【俳優:ダン・エイクロイド】
メンバーの中で最も臆病で、幽霊に遭遇すると恐怖で立ち尽くすところがあります。
イゴン・スペングラー【俳優:ハロルド・ライミス】
ピーターの学友で幽霊退治のメカニック開発を主に担当。丸縁の眼鏡を着用しスーツで身を整えている。
あらすじ
ゴーストバスターズは最初は大学の研究室でゴーストの研究をしているところから始まります。
経費の無駄遣いといわれ、大学から追いされてしまいます。
そこで、幽霊を退治する仕事ゴーストバスターズ社を立ち上げます。最初の仕事はホテルでの幽霊退治です。幽霊を捕まえてくれと頼まれます。
幽霊を捕まえる為、宇宙飛行士のような機械を身にまとい、幽霊に果敢に向かっていきます。
感想
物語の冒頭から非常に面白く、笑いが絶えることはなかったです。
典型的なアメリカンコメディーの映画と言えます。この物語はただ笑えるだけでなく、ゴーストバスターズがゴーストを退治して世界を救うところまで拡大していきます。
アメリカ人の好きな笑いあり、正義感のいっぱいな映画だなと思いました。
また、この物語は恋愛も表現しています。ピーターが一人の女性に恋をして、口説き最終的には両思いになるのですが女性はゴーストに変身してしまいます。
それをゴーストバスターズが救うといった勇気ある男性も表現されています。
ただ、欠点が一つだけあります。それは、超常現象を研究しているため、難しい用語がたくさんあり、そういう言葉が出てくると私にとってはチンプンカンプンなところがあります。
笑えたシーン
昔の時代の映画なのでほんと直球な言葉が多くヒヤヒヤしますがそれが面白い!と思えます。
今回はそのうちのいくつかを紹介したいと思います。
ナンパで女性を口説くところも笑えました。
ピーターが初めてゴーストとしゃべるシーンがありますが、そこで得意のナンパテクを披露しますが失敗するところも面白かったです。
また、ちょっと ブラックジョーク!?的な言葉も好きです。
あまりそれが過ぎると好ましくなく感じますが、例えば映画のシーンで言うとレイモンドに趣味はと聞くと「カビと細菌の収集」と言います。そこも面白かったです。
また、レイモンドがゴーストの悪代官のゴールという化け物に「どんな最後の死に方が良い」か聞かれます。そこでゴーストバスターズのロゴのキャラクターマシュマロマンをイメージします。そうするとマシュマロマンが大きくなって市街地を襲います。そこも面白かったです。単純でわかりやすくて面白いと思いました。
どきっとしたところ
ピーターの好きな女性がゴーストに扮してベッドに誘い込むシーンです。
ドキドキしました。アメリカのAV映画のようにセクシーでエロティックな感じが非常に出ていました。男の人が好きそうなシーンでした。
主題歌
ゴーストバスターズは途中でテーマソングの音楽が流れます。
それはレイ・パッカー・ジュニアによる主題歌『ゴーストバスターズ(Ghostbusters)』で印象的なベースラインとキャッチーな掛け声が特徴的で、シングル曲はBillboard Hot 100で3週連続1位を記録、同年のアカデミー歌曲賞にノミネートされました。
日本ではシングル「ゴーストバスターズ」がオリコン洋楽シングルチャートで1984年9月17日付から6週連続1位、サウンドトラックアルバムがオリコン洋楽アルバムチャートで1984年10月1日付から2週連続1位を獲得しました。

俳優(ビル・マーレ)について
ビル・マーレは現在68歳のおじいちゃんになっていました。
コメディーな映画に出演することが多く、人気バラエティー「サタデーナイトライブ」にも出場します。
私生活では1981年1月25日に女優のミッキー・ケリーと結婚します。2人の子供が誕生するが、1994年に離婚。
1997年7月4日に女優のジェニファー・バトラーと再婚します。4人の子供が誕生するが、2008年6月13日に離婚します。
私生活でもコメディーな人で、2007年にスウェーデンを訪れた際、ゴルフトーナメントの帰り道の公道でゴルフカートを運転していてストックホルムの警察に職務質問を受ける騒ぎも起きています。
シカゴのプロスポーツチームが好きで、プロ野球チームのシカゴ・カブスやプロフットボールチームのシカゴ・ベアーズなどの大ファンです。
最後に
当時のアメリカの笑いは単純なものが多いのかなっと思えました。
この映画は興行収入1位になったのではないでしょうか。
この映画を見て私もアメリカの正義感あふれる映画が好きだなと思い返しました。私は英語は苦手だけど、とてもアメリカ人的な性格をしているのだなと再確認できる映画でした。
