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ひどいと噂の?映画『バクマン。』ネタバレあらすじ・感想・キャストを徹底紹介!

映画バクマン。

週刊連載を持つ漫画家の1日の睡眠時間はどのくらいなのでしょうか?

ドラゴンボールで知られる鳥山明は4時間、HUNTER×HUNTERの冨樫義博は多忙全盛期に一週間で計8時間という信じられない睡眠時間で描き上げていたそうです。

そんな漫画家を主人公にした映画「バクマン。」を今回観てきました。

この映画「バクマン。」は、週刊連載の厳しさと主人公2人が天才と漫画でぶつかり合い漫画に情熱をかける姿を描いた物語でした。

原作は週刊少年ジャンプで連載されていた「バクマン。」です。原作は大場つぐみ、作画を小畑健というDEATH NOTEでも知られる名コンビの作品です。

あらすじ&ネタバレ

高校2年の春、真城 最高(ましろ もりたか)はクラスメイトである高木 秋人(たかぎ あきと)に想い人である亜豆  美保(あずき みほ)を描いたイラストノートを見られ、2人で漫画家にならないかと誘われます。

はじめは高木の誘いに断る真城ですが、ひょんなことからそのノートを小豆に見られてしまいます。しかしそこで、彼女が声優志望であり同時に漫画家になることを応援してくれた事により真城は漫画家になることを目指します。

文才のある高木がストーリーを考え、作画を真城が描くという2人のコンビで漫画を作り始めます。真城の叔父は元漫画家であり、叔父の遺品である漫画部屋を彼らの拠点として夏休み中、真城と高木はひたすら漫画製作に没頭します。

 

そして、ジャンプ編集部に持ち込みをします。担当者の服部 哲(はっとり あきら)に漫画を見てもらうと、連絡先の書かれた名刺を貰い再度直して持ち込んで欲しいと言われます。それは、編集者に認めらたということで俄然2人はやる気に満ち溢れます。

何回か修正を重ねるうちに、新人賞で準入賞をする真城と高木ですが、その上をいく入賞をしたのは2人と同じ高校生の新妻エイジ(にいづまえいじ)でした。彼はすでにジャンプで連載を描いている天才漫画家であり、真城達がライバル視している人物でもあります。

新人賞に選ばれると次は連載候補として最初のストーリーを3本描かされます。そして、連載するかしないかふるいにかけられるのです。真城と高木は新妻エイジを意識するあまり、王道もののストーリーを描き提出します。

しかし、編集長である〇〇に連載候補には選ばれずに終わります。
自分たちらしい漫画を描くことが分からず苦しむ真城と高木ですが、ある日高木が言いストーリーを思いつきます。そして、出来上がった新しい漫画「この世は金と知恵」を連載会議に出され見事2人はジャンプの漫画家としてデビューします。

 

そんな中、高校生漫画家である新妻エイジとどちらが読者アンケートで1位を先に取れるか競うことになります。

しかし、週刊で連載をするには新人としてあまりに未熟であり次第に真城と高木は精神的にも肉体的にも疲弊していきます。やっと新妻エイジに読者アンケートで順位が追いつきそうになるのですが、作画担当である真城が疲労で倒れてしまうのです。

キャスト

真城 最高(ましろ もりたか)…佐藤健

画力を高木に認められ2人で漫画家を目指す。作画担当。

高木 秋人(たがき あきと)…神木隆之介

真城を漫画家の道に誘った人物。ストーリー担当。

亜豆 美保(あずき みほ)…小松菜奈

本作のヒロイン。声優を目指している。

服部 哲(はっとり あきら)…山田孝之

高木達を担当する編集者。

佐々木 尚(ささき ひさし)…リリー・フランキー

ジャンプ編集部長。当時漫画家である真城の叔父の担当者でもあった。

新妻 エイジ(にいづま えいじ)…染谷将太

高校生漫画家。6歳から漫画を描き始め天才と呼ばれるほどの実力を持つ。

福田 真太(ふくだ しんた)…桐谷健太

ヤンキーものが得意な漫画家。

中井 巧朗(なかい たくろう)…皆川猿時

アシスタント歴が長くやっと連載を持てることとなった漫画家。

平丸 一也(ひらまる かずや)…新井浩文

元イラストレーターの漫画家。

真城 信弘(ましろ のぶひろ)…宮藤官九郎

真城の叔父。元漫画家の川口たろう。病気で亡くなっている。

感想

映画を観る前には、主人公2人の配役が逆何じゃないかと思っていました。しかし、観終わると真城が佐藤健さん高木が神木隆之介さんでばっちりだと感じました。また、ヒロイン亜豆と真城の恋模様も漫画の重要シーンに繋がるなど描かれてはいるものの、本当に添える程度で9割くらいが漫画の映画でした。

印象的なシーン

特に印象的なシーンは、真城が新妻エイジに自分の作画に手を加えられ涙を流す場面です。静かに涙が流れるのですが、真城の表情から言いようのない悔しさと憤りが感じられる瞬間でした。必死に病気の痛みに耐えながら再びペンを握り原稿に向かう姿勢は真城の漫画に対する意地と執念が見え、観ていて苦しくなりますが同時に格好よく見える場面でもありました。

映画演出

映画の技法では、プロジェクションマッピングやCGなどで小畑健先生をはじめとする漫画家が実際に描いた漫画が多く映像として使われ漫画好きとしては一コマ一コマをとてもわくわくしながら見入ってしまいました。さらっと映像に映るだけの作画がほとんどなのですが、実際にあれば手に取って読みたいくらい面白そうなものばかりで読書欲がじわじわと掻き立てられる映像でした。

服部=山田孝之さんの魅力

キャラクターとしては特に服部さんがカッコ良すぎました。俳優の山田孝之さんが演じられていましたが、見た目が全然違いすぎて原作を知っていると最初見た時に少し違和感がありました。

しかし、主役を殺さないけれど存在感のあるさり気ない演技が流石っ!としか言いようのない素晴らしいものでした。

まとめ

テンポよくストーリーが進んで行くので飽きが来ずさらっと観られる映画でした。

ただ原作を知っていると序盤の所で綺麗にまとめてあるという感じで、少し物足りなく感じるかもしれません。

シン
ひどいと噂されているのはこの物足りなさが原因では?と思いますね(汗)

職業漫画が好きな人、小畑先生の描く絵が好きな人には、見応えのある映画だと思います。

シン
ここまで読んでいただきありがとうございました。

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