働く女子必見のラブコメディ!Netflixオリジナル映画『セットアップ:ウソつきは恋のはじまり』
最強のパワハラボスを持つ2人の男女がボスたちを恋人同士にしようと計画したために巻き起こる騒動を描いたラブコメディ。
恋に仕事に夢に頑張る女子は必見です!
映画『セットアップ:ウソつきは恋の始まり』作品詳細
【原題】Set It Up
【公開】2018年6月15日 Netflix配信
【監督】クレア・スキャンロン
【出演】ゾーイ・ドゥイッチ/グレン・パウエル/ルーシー・リュー/テイ・ディグス
映画『セットアップ ウソつきは恋の始まり』あらすじ
人使いが荒く横暴で仕事命のボスを持つハーパーとチャーリー。
ふとしたことで知り合った2人は、ボスに恋人ができると自分たちにも自由な時間が持てるはずと、お互いのボスを恋人同士にしようと画策します。
ボスの好みやスケジュールを知り尽くしている2人は出会いの場所をセッティング。
あの手この手を使い、ボスたちを恋人同士にするために奮闘します。
そして2人の作戦は順調に進んでいきますが…
映画『セットアップ ウソつきは恋の始まり』ネタバレ・感想
ハーパーとチャーリー。2人の恋の行方にも注目!
スポーツ記者を目指すハーパーは尊敬するスポーツ記者キルステンの元で知識を吸収するために、自分勝手で横暴なキルステンにも我慢の日々。
一方チャーリーは有名な投資家リックの元で昇進を目指し、これまた横暴なリックに我慢の日々を過ごしていました。
そんな2人が出会い、互いの自由な時間を確保するために2人のボスをくっつけよう!と計画することから物語は始まります。
そしてボス同士をくっつけようとする2人の作戦が成功するのかどうかも気になりますが、それ以上に気になるのが、ハーパーとチャーリーの2人に芽生えた恋の行方。
ボスをくっつけようと連絡を取り合い、一緒に過ごす時間が増えるにつれ、少しずつ接近していく2人。
でもハーパーはネットで恋人を見つけ、チャーリーにはモデルの恋人スーズの存在が。
そんな2人がどうなっていくのか。

そしてそんな2人のシーンで印象的だったのは2人が一緒にピザを食べるシーン。
最高のシチュエーションなのに、もどかしい2人にヤキモキしながらも、好きな人や恋人と一緒にピザが食べたくなるような素敵なシーンです。
本当は魅力的!ハーパーのパワハラボス、キルステン。
ハーパーの横暴で自分勝手なボス、キルステン。
最初は本当にいけ好かない我儘なキャリア・ウーマン、そしてこんなボスやってられない!と嘆きたくなるほど悪魔的なパワハラボスとして描かれていますが、ラストではとっても素敵な女性だということが判明します。
ボスのどんな理不尽な命令にもイエスマン。
懸命にボスに仕えてはいますが、スポーツ記者になりたいという自分の夢には中途半端。
どこか覚悟が足りないハーパーに比べると、キルステンの仕事に対する姿勢は見事。
そしてスポーツ記者としての第一歩、記事を書き上げたハーパーに対して、クビにしたはずのハーパーの記事を褒め、最後にはハーパーとチャーリーのキューピッドになるという洒落た演出をしてみせてくれます。
そんな魅力的なキルステンを演じたのはルーシー・リュー
テレビシリーズ「アリー my Love」で注目を浴び、映画「チャーリーズ・エンジェル」などでアジア系女優として一躍トップスターになったルーシー・リュー。
ご存知の方も多いのではないでしょうか。
「チャーリーズ・エンジェル」で見せた抜群のスタイルを本作でもしっかり披露してくれています。
親友って大切!ハーパーとチャーリーの親友、ベッカとダンカン。
主人公を取り巻く親友の存在は不可欠。
そんな主人公の親友はどんな映画にもよく登場しますが、ハーパーとチャーリーにも素敵な親友が。
仕事をクビになり落ち込むハーパーに、
「クビ?ラッキーだわ、記事を書くチャンスじゃない!」
「誰でも最初に書く記事は最低の記事よ」
と明るく前向きにハーパーを励ます親友のベッカ
そのシーンには勇気を与えてくれる親友の存在って大切だなぁとしみじみ。
そして婚約パーティでベッカが語った
「誰かを愛するということは、~だから愛するのではなく、~だけどそれでも愛する、それが本当に人を愛するということ」
という心に響く素敵な言葉は、ハーパーとチャーリーのハッピーなラストシーンへと繋がっていきます。
一方チャーリーの親友ダンカンも素敵です。
クビにしたチャーリーの元に訪ねてきたリックに、今までのチャーリーへの仕打ちに対するお返しだとばかりにジュースをぶちまけるシーンは爽快でした。
自分の代わりに怒ったり泣いたりしてくれる親友の存在って素晴らしい!と思わせてくれるベッカとダンカンにも注目してみてください。
まとめ

自分の夢に一歩踏み出したハーパーと、昇進より大切なものを見つけたチャーリー。
そして「それでも愛している」と言える人を見つけた2人。
ラストシーンはまさしくラブコメディの王道、ハッピーエンド!!
そして働くことや夢に向かうことの厳しさもちょっぴり教えてくれます。
働くことに少し疲れた人、忙しさに夢を忘れてしまいそうな人にもぜひ観てほしいおすすめのラブコメディです。