孤高の暗殺者登場!そして演じるのは北欧の至宝マッツ・ミケルセン!
Netflixオリジナル映画『ポーラー 狙われた暗殺者』
グラフィックノベルを映像化したマッツ・ミケルセン主演の映画がNetflixに登場!
マッツ・ミケルセンが演じるのは狙われた孤高の暗殺者。
孤高の暗殺者を狙うのは若き暗殺者チーム。
果たしてこの戦いの行方は…
マッツ・ミケルセンの魅力があふれ出す『ポーラー 狙われた暗殺者』は、マッツ・ミケルセンファンに贈る最高のエンターテイメント!
映画『ポーラー 狙われた暗殺者』
【原題】Polar
【公開】2019年1月25日Netflix配信
【監督】ヨナス・アカーランド
【出演】マッツ・ミケルセン/ヴァネッサ・ハジェンズ/キャサリン・ウィニック/マット・ルーカス/ロバート・メイレット
映画『ポーラー 狙われた暗殺者』あらすじ
引退を2週間後に控えた暗殺者ブラック・カイザーことダンカン・ヴィズラ。
しかし引退後に支払う退職金と年金を惜しむボス、ブルートから命を狙われるはめに。
ブルートから送り込まれる若きヒットマンたちを相手に戦いを繰り広げるダンカン。
しかしその魔の手はダンカンが心を通わす隣人、カミーユにまで及び…
映画『ポーラー 狙われた暗殺者』感想
マッツ・ミケルセンに酔いしれよう!
暗殺者ダンカン・ヴィズラを演じるのは北欧の至宝と呼ばれ、熱狂的なファンを持つマッツ・ミケルセン。
その端正でクールなマスクと佇まいは映画ファン、そしてマッツ・ミケルセンファンを虜にしてきました。
そしてこの映画にはそんなマッツ・ミケルセンの魅力がたっぷり詰まっています。
マッツ・ミケルセン演じるダンカンはブラック・カイザーと呼ばれる孤高の暗殺者。
もうその孤高の暗殺者という設定がマッツ・ミケルセンにピッタリはまっています。
そしてマッツ・ミケルセンのガンアクション、ベッドシーン、全裸、眼帯、前髪、髭、涙。
これでもか!と見せてくれるマッツ・ミケルセンのビジュアル的な魅力。
そして演技派としても知られるマッツ・ミケルセンが醸し出す秘めた苦悩。
その佇まいに溢れる色気。
ほとばしる狂気と殺気。
もうどこをとってもカッコよすぎるマッツ・ミケルセン。

派手に登場!ポップな若き暗殺者チーム
ダークでモノトーンなダンカンに対して、ダンカンを狙うポップな暗殺者チーム。
そして孤高のダンカンに対して、集団プレイの暗殺者チーム。
このダンカンと若き暗殺者チームの対比が面白く、ダンカンの凄さをより引き立ててくれています。
派手に登場した時にはちょっとしたワクワク感があった暗殺者チーム。
それぞれ個性的でビジュアルもユニーク。
しかしこの暗殺者チーム、ダンカンへ送り込まれたAクラスのヒットマンという設定ですが、誰1人としてAクラスには見えない残念さ。
そして1人じゃ暗殺できないのか暗殺は集団プレイ。
しかしダンカン相手に1人じゃかないっこないから集団プレイも仕方ないかなと、途中からは納得してしまうほど強いダンカン。
結局ダンカン相手にはちょっと物足りなく、ダンカンを引き立て、ダンカンの強さを浮き彫りにする存在に。
しかし彼らのポップでB級感あふれる世界観が、ダンカンのダークでクールな世界観をより際立たせるのと同時に、2つの世界観を楽しめるのもこの作品の見どころのひとつになっています。
謎の隣人カミーユ
いつしかダンカンと心を通わせていく隣人カミーユ。
辛い過去を持ち、いつも何かに怯えている様子のカミーユですが、このカミーユの存在はただの隣人なのか、まさかダンカンと恋人同士になる展開なのかとっても気になっていました。
そんなカミーユはダンカンをおびき出すためにさらわれてしまいますが、それだけのための隣人役ではなかったことがラストで明かされます。
そしてダンカンがどこかに寄付していたお金の真相も明らかに。
このまさかの展開は、ダンカンが時折見せる苦悩、フラッシュバッグする過去に繋がっていて、これは続編ありでは?と期待を抱かせる展開になっています。
ラストで明かされたカミーユの正体。
カミーユの過去への償いをする続編を見ることができるのかどうか…
気になるところですが、ぜひ見たい!と思っている人は多いのではないでしょうか。
ちなみにカミーユを演じるのはザック・エフロン主演の「ハイスクール・ミュージカル」シリーズで人気のヴァネッサ・ハジェンズ。
大きな瞳が魅力のヴァネッサ・ハジェンズは、本作でもその大きな瞳からこぼれ落ちる涙が印象的でした。
映画『ポーラー 狙われた暗殺者』まとめ
全編を通してマッツ・ミケルセンの魅力にあふれていて、もうマッツ・ミケルセンを見るための映画だと言っても過言ではないこの作品。
マッツ・ミケルセンに魅せられてしまった人はぜひ過去の作品もチェックしてみてください。
テレビシリーズ「ハンニバル」のハンニバル・レクター役が有名ですが、おすすめは「007 カジノ・ロワイヤル」。
悪役マッツ・ミケルセンを堪能することができます。
そして本作はマッツ・ミケルセンのファンじゃなくても、十分に楽しめます。
ボスのブルートのバカバカしさには笑えるし、携帯の着信がある度に一言「スピーク(述べよ)」と言う、敵の中では唯一カッコいい女性ヴィヴィアンの存在も魅力的。
そしてバイオレンスもアクションも満載、拷問シーンだけはグロさに注意が必要ですが、本格的なバイオレンス・アクションとB級感がひとつになっていて、アクション映画ファンもB級映画ファンも楽しめる作品だと思います。