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【ネタバレあり】映画『ルドルフとイッパイアッテナ』感想:少年のような好奇心を持て!

2匹の猫の名前がルドルフとイッパイアッテナ!?

イッパイアッテナって変わった名前だなぁってまず感じますよねw

この物語はそんな名前の猫たちといつも隣にある野良猫の世界を表現しています。

ルドルフという猫の主人公がいろんな猫に会い出会いと別れを繰り返し、その中で人間味あふれる、あたたかな感動を感じていただける映画です。

登場キャラクター

主人公:ルドルフ【声優:井上真央】

岐阜県岐阜市にある、とある家の飼い猫でした。

でもひょんなところで東京に迷い込んでしまいます。

好奇心旺盛な黒色の子猫です。

イッパイアッテナ【声優:鈴木亮平】

昔、東京のとある家の飼い猫でしたが、今は野良猫。町のボス的存在として恐れられています。

面倒見がよく、ルドルフを仲間として一緒に過ごしていきます。

簡単なあらすじ

ルドルフはとある家の飼い猫でしたが、ある日隣の猫に外に出られないことをからかわれてしまいます。

それで、意地になって外に出たは良いが、いろんな人に踏まれそうになり、魚屋さんで魚のトレーに飛び込んでしまい魚屋さんに追われ、ある東京行のトラックにのってしまいます。

 

そして東京に着いたルドルフはとぼとぼ歩いていると、イッパイアッテナという大柄のとら猫に世話になることになります。

ルドルフはイッパイアッテナがなぜ名前がいろいろあるのかを知ることになります。

それは野良猫として生きていくために必要な事とわかるようです。イッパイアッテナは昔の飼い主に平仮名やカタカナ、漢字を教わりました。

始めは煩わしかったけど、興味を持ったそうです。

ルドルフも好奇心旺盛の為、イッパイアッテナに文字を教わりたいと願い出ます。

そうして一年がたち、文字を覚えたルドルフは岐阜に帰ろうとします…

感想

この物語はとても単純明快で、笑えるところと泣けるところと分かれています。

序盤は笑えるところがたくさんあり、面白いと同時にこの先どうなるのだろうと先が気になります。

先を見ようという好奇心が出てきます。

そして、終盤はルドルフとイッパイアッテナとの別れそして飼い主との出会いと別れで一気に泣けてきました。

笑えたシーン

笑えたところは6か所と非常に多かったです。

一か所目

イッパイアッテナって言う猫は名前がいっぱいあってなって言うことを意味していたのですが、幼いルドルフには理解できずイッパイアッテナという名前と勘違いしたところです。

私も「ん?イッパイアッテナって名前では?」と思ってしまっていて、ルドルフに共感を感じ笑ってしまいました。

2か所目

隣の猫の事をおばさんと呼んで怒られたことです。おぼさんと呼んで怒らない女性はいないですねw

3か所目

野良猫の二人を世話してくれる学校の先生がいるのですが、非情に太っていて熊人間とルドルフから呼ばれます。

あまりにもそのまんまだったので笑ってしまいました。

4か所目

イッパイアッテナが悪いやつを退治した時に言った「今度この辺をうろついたら両耳ちょん切って頭つるんつるんにしてやる」です。

ちょっとハゲとか言う言葉が好きなところがあり、面白く感じました。

5か所目

デビルというイッパイアッテナの住んでいた所の隣にいる犬がいるのですがその犬の事を「地獄の番犬」といったところが面白かったです。

炎のBGMと映像とともにあだ名を言ったため怖さが増して、また地獄という大袈裟な死後の世界を出してきたため面白かったです。

6か所目

イッパイアッテナが大きい図体しているのに鳴き声が非常に可愛くそのギャップに笑えました。

何事もギャップがあると惹かれます。恋愛でもギャップのある女子はモテるというように大きいのに小さいことをしていたり可愛く感じさせてみたりすると面白く感じます。

泣けてきたシーン

泣けてきたところはイッパイアッテナの飼い主がアメリカへ行ってしまいイッパイアッテナは野良猫になったのですが、イッパイアッテナは「飼い主のいるアメリカへ行こうと思う」と言い出します。

どんな時もあきらめてはいけない「少年よ大志を抱け」と言います。

日本にいるがアメリカに行く行き方はあると、消して諦めない心が大事なんだと言います。

そこで私はしんどいことも多いけど諦めずに続けていること今やっているライティングの仕事の事を思い出し、諦めずに続けて良かった。辛かったけどそれを認めてくれる人に巡り合えたのは私は幸運だったなと思いました。そこで共感の涙が出ました。

もう一か所泣けてきたところがあります。

それはルドルフが1年たって岐阜の飼い主のところに帰るのですが、そこには新しい自分の兄弟がもうすでにいて、一匹しか飼えないって兄弟に言われ泣く泣く飼い主の家から出るシーンが泣けました。

せっかく1年間岐阜に帰る帰り方を模索してやっと帰れたのにもうすでに新しい猫を飼っていたなんて切ないと感じました。

主題歌/back number「黒い猫の歌」

主題歌はback number「黒い猫の歌」で歌詞を見てみると、「生まれたままじゃ生きていくのに不便で」とある。

ここでルドルフが生まれて飼い主に育ててもらうだけでなく、イッパイアッテナから文字を習ったり諦めない心を教えてもらったりしていくのでいろんな刺激があって今があるということを教えてくれる歌です。

最後のサビで「本当の自分はここにあるんだ」と言っているのでこの歌全体でこの映画の物語が本当に語りたかったことを表現しているなと思います。

吹き替え声優について

ルドルフ役 井上真央

31歳の女優で今まで「花より団子」「花燃ゆ」などの話題作に出演。

豪華女優を採用しており、声も明るくはつらつとした感じでルドルフの子猫の幼い感じもうまく表現しており、さすが売れっ子女優と思わせる演技です。

イッパイアッテナ役 鈴木亮平

35歳の俳優で今まで「花子とアン」や「西郷どん」に出演。西宮市に住んでいたということで、私と同じ兵庫県出身ということで親近感を感じました。イッパイアッテナの大柄で人が好い感じが出ていました。

最後にまとめ

この物語は、ルドルフが好奇心を持って文字を覚え、文字の標識を頼りに岐阜へ帰ることができる事とイッパイアッテナがルドルフに帰る時に言った言葉「少年よ大志を抱け」であきらめない心が大事といいます。

そこで、小学生の子供たちがこの映画を見てルドルフと同じように何事も好奇心を持ち、夢に向かってひたむきに走ることの大切さを教えたかったのではないでしょうか。

私は小学生の時は夢というものをあまり意識して持ったことが無かったです。

毎日の勉強や遊びに夢中で夢の事がおざなりになっていました。小学生の時に夢を持っていれば違った自分になったのかなと思いますが、今は今ある生活が大事でそれを維持できること「守り」に入っている自分がいます。

この作品でいつまでも少年のような好奇心を持って努力を続けることの大切さを知ることができました。

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