【ネタバレあり】実写映画『覆面系ノイズ』あらすじ感想:三つ巴の恋愛歌

『覆面系ノイズ』あらすじ・ネタバレ

小学生時代

小学生の頃、お隣さんで何をするにも一緒だったニノとモモ。

小学五年生、多感な時期に男女で手をつないでいることを

クラスメイトにからかわれても、

「手を繋いでくれる女子がいないからって僻むな」

ひるむことなく言い返していました。

 

由比ヶ浜で、モモは突然、

「もし会えなくなっても、お前の歌声を目印に会えるといいな」

と言います。

 

きらきら星を歌い出すニノの手を握るニノ。

そして夜、いつものように部屋からモモを呼ぶニノは

母親からモモが引っ越ししてしまったことを告げられるのです。

ニノはモモの名をを呼びながら泣き叫ぶのでした。

高校生時代

そして時は流れ––––高校生になったニノは

ピアノの音に惹かれて、音楽室へと走ります。

そこにはかつて仲良くなった男の子・ユズがいました。

 

モモがいなくなって、うまく息ができなくなり、

叫び出したくなる感情を我慢するためにマスクをするようになったニノ。

 

そんな時にニノは、浜辺に譜面を書いていたユズと出会います。

その譜面の曲を歌ったニノの声を聞いたユズは

自分の理想としていた声を見つけた、と思います。

それから毎週水曜日にふたりは浜辺で会っていました。

 

歌っていればモモに会えると信じて歌い続けるニノ。

苦しくなったら自分のところに来ればいいと言うユズにニノは救われます。

しかしその日々もユズが浜辺にこなくなってしまったことによって

突然に終わってしまうのでした。

ユズとの出会い

そんなユズとまさかの高校での再会です。

 

実はユズは今人気の覆面バンド「in NO hurry to shout;(通称イノハリ)」のギタリストでした。

中々曲が書けず、スランプ状態だったユズ

ニノと再会したことで曲を書き上げることができるのでした。

なぜなら、イノハリの曲はニノのためのようなものだったからです。

 

ところが、曲が出来上がり、解散の危機から脱することができたにも関わらず、ボーカルの深桜がイノハリを抜けると言い出します。

ユズに想いを寄せていた深桜は、ニノと一緒にいるユズの姿を見て

ユズが本当に求めているボーカルが自分でないことを改めて思い知らされたのです。

ニノとモモ

そんな中、ニノはモモと出会う手がかりを得ていました。

アイドルのボーカルオーディションのチラシに書かれていた「桐生桃」の名前を見て

桐生がモモの母親の旧姓であること、書かれている限りのプロフィールが

モモと同じだったことを理由にそのボーカルオーディションに出場することを決めるのでした。

 

そのボーカルオーディションに出るため、ニノは深桜に教えを請います。

モモに届くよう世界中に届く声にしたい、足りないものは埋めたいの、と

土下座までしてくるニノに根負けし、深桜はニノのトレーニングに付き合うように。

オーディション

そうして、とうとうオーディションの日を迎えます。

ニノの順番になり、数フレーズしか歌ってないのにも関わらず止まってしまう音楽。

そこにはやはりモモがいました。

 

書類審査の段階で落としてくださいと言ったはずですと

部屋を出て行くモモを追いかけるニノ。

ところがモモは「お前の歌は金にならない」と冷たく接します。

そんなことのために歌って来たんじゃないと、追いすがるニノを突き放すモモ。

 

ニノのことが気になってオーディション会場に来たユズの前で

モモに届かなかったことでもう歌えない、歌う意味がないとニノは泣き崩れるのでした。

 

モモからの拒絶に感情が抑えきれなくなったニノは

翌日、学校の屋上で感情のままに歌います。

それを聞いたユズはニノへ、イノハリのボーカルになってほしいと頼みます。

今のニノの声がモモに届かないのなら、イノハリを使えばいいというユズ。

ニノがボーカルになったことでますます曲作りに熱が入るユズ。

スタジオ前のテラス席で曲を書いていたところ、

以前ぶつかったのが縁となってか、モモからユズに声をかけます。

僕だけの声が手に入った、僕が今曲を作るのはその子の歌を聴くため、

その子に出会ってから曲が溢れて止まらないというユズに

かつての自分を思い出し、「お前の曲を聴かせろ」というモモ。

 

ふたりは競い合うように、楽しげにセッションします、

お互いに曲を作るきっかけとなっている子が同じだなんてつゆとも知らずに––––。

 

けれどモモは、イノハリのテレビ出演で、

ユズの言っていた子がニノであることを知ってしまいます。

 

イノハリのボーカルとして歌うニノに動揺し、

モモはマグカップを落としてギターを傷つけてしまいます。

モモと一緒に暮らしている月果からそのギターを持っていてほしいと渡されたニノ。

 

ニノの歌が少しでもモモの心に届いたことの証拠だからと

月果は言ってくれました。

 

ある日スタジオで眠っているニノを見かけたモモは、

「イノハリなんかに入りやがって」とマスクの上からニノの頰へキスをします。

 

そしてとうとうスタジオ内でばったり出会う三人。

ようやくユズもモモを認識し、ニノへの気持ちにも気づくのでした。

 

ところが、「モモはあたしに会いたくなかったの?」と追いかけるニノに

「会いたくなかった」と返事をするモモ。

 

モモに拒絶されてどうしたらいいかわからないと

泣くニノについキスしてしまうユズ。

とっさの行動に自分でも戸惑いながら、「びっくりして涙止まったでしょ」

なんとか誤魔化しますが、さすがのニノも混乱して先に帰ってしまいます。

 

 

アリスの六年間を聞いてほしいとモモにイノハリのライブチケットを渡すユズ。

 

幼い頃、モモが不仲だった両親の諍いに耳を塞いでいると

隣の家から、ニノが歌おうと声をかけてくれていました。

ニノの声は俺の中のたったひとつの光だった、

あれがなかったら俺はきっと息をしていない。

 

そう言い募るモモのニノへの気持ちの強さを知り、

複雑な気持ちでモモと別れるユズ。

 

ある日ニノの高校にやって来たモモは

ニノに向けて書いた曲たちをお金に換えて、

売れセンを狙った曲ばかりを書いているの姿をニノには知られたくなかった、

本当は自分だってニノに会いたかったと本音を打ち明けます。

 

ようやくモモに声が届いたと喜ぶ一方で、

ユズからは来週のライブを最後にイノハリを終わりにしようと思うと告げられます。

ラストライブで君に歌ってほしくて書いた曲、とユズがニノに渡したのは

六年前、ニノとユズが初めて会ったときに砂浜に書いていた曲でした。

 

奇しくもモモからも、これからは俺の曲だけ歌ってほしい、と曲を渡されます。

 

ユズが書いた「Close to me」とモモが書いた「Find you」

果たしてニノが選ぶのは、どちらの曲なのか––––三角関係の結末はいかに!?

『覆面系ノイズ』の感想

まだ完結していない漫画の実写化ということで、

どんな風に終わらせるのかなと思っていましたが

なるほどそう来たか!という印象です。

 

実際にどんな選択がなされたかは観ていただいてのお楽しみとして。

 

中心となる三人の恋模様も気になるところですが、その脇を固めるキャラたちの恋模様にもぜひ注目してほしいところです。

 

特に深桜とニノとの関係性。

深桜にとってニノは恋敵です。けれどニノの必死さに感化されて

ニノと切磋琢磨しあい、ニノの成長が見て取れると満足そうに笑ってくれたりと

とても清々しいところを見せてくれます。

 

そんな潔い深桜も女の子なんだな、と思わせてくれるのが

ユズなんかやめて自分にしたらいい、というハルヨシの優しさに

寄りかかるところはキュンとさせてくれるところです。

 

そしてマンガでは味わえなかった醍醐味のうちのひとつであるライブシーン。

 

これは本当に必見です。

衣装のクオリティも高いのですが、

深桜、ニノどちらも歌のうまさや引き込まれ方はマンガどおりというか…

 

曲自体もよくて、観た後しばらくはずっと頭の中に残っていました。

 

シン

耳でもぜひ楽しんでいただけたらと思います。

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